毛艶

こんにちは。
飛騨の漢方専門動物病院「はるじろう漢方ペットクリニック」の院長佐藤千絵子です。

「年をとって毛艶が悪くなった。」

これは腎の弱りのサインかもしれません。
年だから仕方ないよねと片付けていたことも、東洋医学的視点でみるとやれることはたくさんあるかもしれません。


東洋医学の「腎」とは西洋医学でいう腎臓とは異なり、「先天の本」ともいわれ独特の重要な働きがあります。
「腎」は体の成長や発育にかかわり、生殖機能、骨の発育や維持、歯、髪などと深くかかわります。親から譲り受けた生命エネルギーを蓄えている場所として重要な臓器です。

この腎の生命エネルギーは腎精と呼ばれますが、加齢などにより腎精が減っていくと、体の様々な機能が衰えていき、頻尿や耳鳴り、しわやたるみ,精力の衰えなど様々な老化現象が現れてきます。
白髪が増えたり、抜け毛が増えたりも腎の弱りによる老化現象です。
「髪は腎の華」といわれており、腎が元気であれば髪の状態もよいということをいみします。

また、髪は「血余」ともいわれます。「血の余り」ということ。血が十分に満ちていれば髪を美しく丈夫に保てるという意味です。
中医学でいう血(けつ)は血液と似ていて、臓器や器官に栄養を与える物質をいいます。
加齢による臓器の機能低下や栄養状態の悪化が起こると血の不足になり、余るはずの血が余らなくなり髪の衰えが起こります。血の不足は腎精の不足にもつながっていきます。

動物の場合にも同じことがいえ、毛艶を見ることで「腎」や「血」の様子を知ることができるのです。

最近うちの子毛艶が悪くなったなと感じる飼い主さんは、まずは下半身を冷やさないように気を付けてあげてください。
腎癒のツボ刺激、下半身のマッサージや温灸、腎に良いとされる食事をとりいれてみるなど飼い主さんにしかできないことです。ぜひ腎活!意識してみてください。

腎に良い食事など、また後日アップしたいと思います。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる